ご覧いただきありがとうございます。 multiecuscan (旧FiatECUScan)ソフトウェアを使用するに特化した自動車外部診断機（主にイタリア車用）を専門とするiDiagnosticsは 2010年からサービスを提供する定評のあるハードウェアサプライヤです。 ところが、FCAは製造する一部の2018年式以降の車両には、セキュリティゲートウェイモジュール（SGW）を追加しています。 その主な目的は、車内で利用可能なワイヤレスインターフェースを介した車のCANモジュールへのハッカーのアクセスに対するセキュリティを強化するためです。 SGWモジュールは、診断ツールが車両でコマンドを実行するのをブロックします（アクティブテスト、各種アダプテーション、DTCのクリアなど）。 残念ながらmultiecuscanでSGWモジュールのロックを解除することはできません。 こちらの「SGMバイパス」を使用すれば、車両ECUへのアプローチが可能になります。 SCAN機能（multiecuscanの無料バージョンでも利用可能）を実行して、車両にSGWモジュールがあるかどうかを確認できます。 インストール： １．SGWモジュールが車のどこに取り付けられているかを特定し、すべてのカバーパネルを取り外してSGWモジュールにアクセスできるようにします。 ２．車のバッテリーを外します。 ３．SGWモジュールに接続されているコネクタを抜き、SGWバイパスデバイスに差し込みます。 ４．車のバッテリーを再接続します。 この手順で、OBD診断ツールからのフルアクセスが利用可能になります。 その他注意事項： SGWモジュールの代わりにSGWバイパスデバイスを接続した状態でも車は動作しますが、診断時以外のご使用はお勧めしません。 本製品の特徴・特性をお分かりになるかたのみの販売です。 本製品を用いて、車両や診断ケーブル、パソコンその他に不調が生じましても、当方では一切の責任を負いませんのでご留意ください。 また、使用方法についてのご質問への回答・アフターサポートなどは行いません。